劉衛流

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劉衛流

 

劉衛流は劉龍公に入門し、後内弟子となった久米村の仲井間筑登之親雲上憲里によって仲井間家に伝承された中国拳法と中国兵法を兼ねた総合武道である。憲里は19歳で福州にわたり中国拳法の修行に明け暮れたという。その鍛錬の成果が認められ、25歳の時、法伝の印可を許され、武備志、評論志、養生法、刻付、拳勇心法等の伝書を授けられたと言われる。劉衛流は師の劉龍公を始祖として仰ぎ、初代劉龍公、二代憲里、三代憲忠、四代憲孝、五代憲児と受け継がれた。門外不出、一子相伝の武術として道統を守り、現在に至っている。しかし、四代憲孝は60歳に至り、門戸を開き、弟子を育成し広く一般に開放するようになった。門下からは佐久本嗣男を始め、世界選手権大会で優勝するなど優れた後継者が排出している。

劉衛流は拳法(無手の法、今日の空手道)、兵法(兵器の法、中国古武道のこと)、養生法、拳勇心法、其の他(忍法的な行動)などがある。また段の物(今日でいう形)は拳法の部と兵法の部(武器使用)に分かれている。

拳法の部

(1)サンチン・セーサン、(2)ニセーシー、(3)サンセールー、(4)セーユンチン、(5)オーハン、(6)パーチュー、(7)アーナン、(8)パイクー、(9)ヘイクー、(10)パイホー

兵法の部(武器使用)

    (1)サイ、(2)カマ、(3)レンクァン、(4)テインベー、(5)ゲキグァン、(6)コン、(7)ビセントウ、(8)ヤリ、  (9)タオファー、(10)スルチン、(11)ダジョー、(12)ヌンチャク、(13)タンコン、(14)グサン

 

参考文献:沖縄空手の定本(津波清著・NPO法人沖縄空手道・古武道支援センター発注)